カフートを作る!
皆さんは「カフート」をご存じでしょうか?
「カフート」は授業やレクリエーションなど様々な場面で使える万能ツールの1つです。
私も実際に使ってみましたが、かなり良いです!
使ってみたいけれども、イマイチ使い方が分からないっていう人いませんか?
聞いたことあるけどどうやって使うの?
今回はそんな「カフート」の基本的な使い方や魅力について紹介していきます!
このブログを読んで分かること
- カフートの作成方法
- カフートのメリット・デメリット
カフートは、ノルウェー発のクイズをゲーム感覚で遊べるサイトです。
参加者(生徒)は手持ちのタブレット端末やスマートフォンから参加することができます。
正解した人にはポイントが加算されます。
また、早く答えるほうが高いポイントをもらえるようになっています。
演出などがゲームやテレビ番組のようで、気持ちが上がります。
カフートのアカウント作成
先ずは、Kahoot!(カフート)のページを開きましょう。
右上にサインアップボタンがあるのでそこをクリックしましょう。
すると上図のような画面になります。
ここでは「教師」をクリックしてください。
勤務先を選びます。
私は「高等学校」を選びました。
Eメールとパスワードを入れてください。
そうすると、上のような画面になります。
無料で十分に遊べるので、購入しなくても大丈夫です!
少し下にスクロールして「無料で続ける」をクリックしてください。
以上で登録は完了です!
カフート クイズの作成方法
「無料で続ける」をクリックすると以下のよう画面になります。
右側に私が作成した「Kahoot!」があります。
一番下にある「先生の自己紹介」は元からあった「Kahoot!」です。
元から何問か用意されています。
私は自分でカスタムして10問ほど作りました。
最初の授業では「自己紹介」を使ってレクリエーションをやりました。
私自身の紹介にもなるので一石二鳥です。
また、2年目や3年目のクラスに行っても効果的です。
間違えた生徒がいた場合は
「おいおい、誰だよ間違ったやつは!」
なんて言うとみんな「クスッ」と笑ってくれたりします。
クイズを作成するためには、右上の「作成」をクリックしてください。
そうすると「Kahoot!」と「コース」が出てくるので、
「Kahoot!」の方をクリックしましょう。
すると上のような画面になります。
左上にある「作成」をクリックしてください。
上のような画面になるので、問題と解答を作成してください。
上の画面は私が作成した「地学基礎 惑星」に関するKahoot!です。
カフートの始め方
始めるには、左にある「開始」をクリックしてください。
するとこのような画面になるので「クラシックモード」を選択してください。
進めていくと上のような画面になります。
上にある「7368016」を生徒の端末に入れさせるようにしてください。
生徒の端末で「カフート」と検索させて上のような画面を出します。
番号を入れたら「入力する」を押してください。
今度はニックネームを入れる画面になります。
ここは本名でもニックネームでも良いと思います。
生徒がニックネームを登録すると、
教員側には上のような表示がされます。
全員が参加したことを確認したら右の「スタート」を押しましょう。
ちなみに、生徒側の表示は上のような感じです。
「スタート」を押せばあとは自動的に流れていきますが1つ注意点があります。
下図にあるような設定を必ず行ってください。
「問題と回答の表示」をonにしておいてください。
この設定を行わないと、生徒の端末では以下のような表示がされません。
上のような画面じゃ無いと生徒は参加しにくいと思うので、
この設定は必ず行いましょう!
カフートの魅力
カフートを使った授業の魅力は?
Kahoot!の魅力は
「生徒が楽しみながら授業に参加できること」
だと考えます。
POPな音楽が流れるだけで、生徒のウキウキとした雰囲気が伝わってきます。
また、不正解だと「あー」と悔しがる様子も伺えました。
私は授業の冒頭に「前回の復習」としてKahoot!を使っていました。
10問程度用意するとちょうど良いです。
私が勤務していた高校はいわゆる底辺校と呼ばれる学校でした。
しかし、生徒は楽しみながら参加していたと思います。
中には、ノートを見ながら参加している生徒もいました。
ノートをちゃんと取っていないと正解が分からないため、授業もしっかりと受けるようになりました。
これは大きな変化でした。
カフートを取り入れたメリット
Kahoot!を取り入れたメリットは以下の通りです。
- クラスの雰囲気が良くなる
- 授業に集中する生徒が増えた
Kahoot!で良い成績を取るという動機ですが、勉強する生徒が増えました。
これは私の中でもとても大きな収穫でした。
カフートを取り入れたデメリット
Kahoot!を取り入れたデメリットは以下の通りです。
- 使用端末がスマホだと生徒の通信料を使うことになる
- カフートが終わった後の切り替えが難しい
- 人数が40人を超えると有料になってしまう
現在では生徒は一人一台タブレット端末を持っているため、タブレット端末を利用すれば問題ありません。
しかし、タブレット端末を忘れた場合はスマホで参加してもらうしかありません。
また、楽しんだ後の切り替えも生徒には難しいです。
3つめのデメリットはカフート(無料版)の限界です。
大勢で行うためには、有料版に変更する必要があります。
また、クイズの形式も場合によっては有料版でしか使えないものもあります。
私は4択問題や○×問題で十分だとは思いますが、記述などを使いたい人は有料版する必要があります。
カフートを作る! まとめ
今回は「カフートクイズの作成方法や魅力」について紹介しました。
デメリットも当然ありますが、私は授業に取り入れて良かったと思っています。
一番の理由は、授業に集中し勉強する生徒が増えたことです。
動機は不純かもしれませんが、生徒が勉強する第一歩になったことは嬉しかったです。
しかし、私が専門としている物理や数学とは少し相性が悪いかもしれません。
そのため物理の授業ではレクリエーション以外では使っていませんでした。
やはり、地学や生物などの暗記が主の科目であれば効果的です。
また、授業だけで無くレクリエーション等でも使うことが出来ます。
授業参観の際は保護者も参加させてKahoot!を行ってみてはいかがでしょうか!
もちろん、人数制限には気をつけてください。
今回は以上です。
どんなに有用な教材も使い方次第!
状況に応じて使い分けてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
次の記事も読んでみてください。
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