物理を勉強する前に

高校物理
この記事は約3分で読めます。

<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

はじめに

今回から本格的に高校物理の記事を書いていこうと思います!よろしくお願いします!

さて「はじめに」ということで物理を学ぶ上での基本的なことをお話していこうと思います!

物理とは何か

せっかく物理を学ぶので「物理とは何か」について軽く考えてみます。

皆さんは「物理」と聞いて何を思い浮かべますか?

私が授業の冒頭で生徒に質問すると以下のような答えが返ってきます。

難しい!

ベロ出している人!(アインシュタイン)

ガリレオ!(ドラマ)

皆さん、様々なイメージを持っていますね!

私の考えを述べます。

「物理とは、世の中の様々な真理を解き明かす学問である」

少し表現が大げさかもしれませんが、宇宙の成り立ち等、物理が関係することは多くあります。

さて、前置きが長くなりました。

次は皆さんが物理を学ぶ上で意識してほしいことを3つほど書きます。

イメージを大切にする!

1つめはイメージを大切にするです。

これは物理をやっている人全員が口にするであろう言葉です。

物理を数学みたいなものと勘違いしている人もいますが、そうではありません。

現象を見る→現象を数式で表す→数式を解く

基本はこの流れです。皆さんは、現象を数式にされた状態からスタートするので、数学と同じようなものだと思うのも無理はありませんが、物理にとって数学は現象を解き明かすための道具です。

先ずは、現象をイメージする!これを大切にしましょう。

定義を大切にする!

2つめは義を大切にするです。

物理は日常との関連が深いため、分野によっては皆さんに馴染みのある言葉が出てくることでしょう。

しかし、その言葉を皆さんがイメージしている言葉通りに考えてしまうと、一気に物理が分からなくなります。

後の講義でやりますが、皆さんは「加速度」という言葉をご存じでしょうか?

分からなくても聞き慣れた言葉だと思います。この「加速度」物理的に定義します。

加速度:単位時間あたりの速度の変化量

少し難しいですね。大丈夫です。この後の講義でちゃんと説明します!

皆さんからすると「加速」という言葉の連想から「スピードアップ?」くらいの認識ではないでしょうか?

物理をしっかりと学ぶためには、上記の定義はしっかりと覚えていただきます。

定義をしっかり理解すること、これが物理を学ぶ上では必要なことなのです。

物理量や単位に気を配る!

3つめは物理量や単位に気を配るです。

3つめに関してはそんなに重要ではありません。

「知っていれば得するよ」くらいの認識で大丈夫です。

少し説明します。

皆さんは、質量の単位は?と聞かれたら何と答えますか?

g(グラム) kg(キログラム) t(トン)

どれも正解です。人それぞれに基準があるでしょう。

しかし、世界中の人々が物理を語る上で、単位が違っていると何かと不都合がありますよね?

というわけで共通の単位を決めました。

これをMKSA単位系と呼びます。

上記の問いにMKSA単位系で答えると、質量の単位はkg(キログラム)となります。

また質量を表す文字は基本は

$$ m $$

という文字を使用します。これは質量:mass から来ています。

このようなものを物理量と呼んでいます。

少しややこしいので、ピンと来ない人は読み飛ばしていただいてかまいません。あまり本質的なことではないので。

ただ、こういったところにも気を配る余裕が出てくると物理がより分かるようになると思います。

まとめ

今日は物理を学ぶ上で大切にしてほしいことをまとめました。次の3つです。

1.イメージを大切にする

2.定義を大切にする!

3.物理量や単位に気を配る!

必ず意識してください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました