失敗しない学級経営「魔の6月」を乗り越える指導のポイント 高校

学級経営
この記事は約5分で読めます。

<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

はじめに

皆さんは、1年間の間でクラスが崩れやすくなる時期があることをご存じでしょうか?

海仁
海仁

1年間あればそういう時期は必ずあるよね。

最初にクラスが崩れやすくなる時期が6月です。

心当たりのある人も多いのではないでしょうか?

海仁
海仁

分かっていはいるけれども、クラスが崩れちゃうよ~

元高校教員の私が6月の学級経営について紹介していくので、是非参考にしてみてください!

ちなみに1年間の間でクラスが崩れやすくなる時期は3回あると経験上言えます。それは次の3つです。

  • 6月
  • 11月
  • 2月
海仁
海仁

このブログを読んで分かること

  • 6月はなぜ学級が崩れやすいのか
  • 6月の学級経営方法

今回は6月に意識する指導について紹介していきます!

ブログの管理人
元高校教員
教員採用試験3県現役合格の海仁

学級崩壊の危機 魔の6月?

学級崩壊の危機 魔の6月?

ネットで検索をかけてみると6月は「魔の6月」と呼ばれることが多いようですね。

それではその原因はどこにあるのでしょうか?

私は次の2つが主な原因であると考えています。

  1. 新年度の緊張感の緩み
  2. 気候の変化による体調不良

新年度の緊張感の緩み

1年生、2年生、3年生のどの学年であっても新年度の空気感や環境の変化等により最初は多少なりとも緊張があります。

その緊張感は1,2ヶ月はもちます。

以前の記事で「黄金の3日間」について解説しましたが、最初に厳しく指導しなければならない理由はココにあります。

その緊張が緩み始めるのが6月だと言えます。

海仁
海仁

確かに!ちょうど疲れが出てくる時期だ!

場合によっては5月の途中から緩み始めるかもしれませんが、5月に最初の定期考査を設けている学校であれば、我慢させることができますね。

定期考査が終わってしまうと、学校行事がなければ生徒にとっては目標がありませんよね。

夏休みまで1ヶ月以上あります。

上記の状況が緊張の緩みと重なって、クラス全体がゆるんだ状態になってしまいます。

気候の変化による体調不良

6月と言えば「梅雨」の時期ですよね。

私もそうですが、天気の悪い日が続くと気持ちが沈んでしまいます。

生徒中には気圧の低下による頭痛を引き起こす人もいます。

これは仕方の無いことですが、こういった頭痛による欠席や遅刻・早退が増えることも悩みの種ですね。

上記で溜まったストレスが部活動などで発散できればいいのですが「いじめ」などで発散させようとすると別の問題が起こってきてしまいますね。

ポイント

6月に崩れるのは緊張のゆるみと気候が原因

6月の学級経営

6月の学級経営
海仁
海仁

原因は分かったけど、どうすればいいの?

私は、LHRを用いてクラスで活動を行うことを意識していました。

体育館で身体を動かしても良いです。

好きに遊ばせても良いですし、チームを組んでドッジボールやバドミントンなどをしてもいいです。

最初はダルそうにしている生徒も最後はみんな楽しそうに活動するようになります。

体育館が使えないのであれば、クラスで活動してみましょう。

古典的ですが「バースデーチェーン」や班で意見を出し合いながら活動できるものがいいですね。

何でもいいです。

とりあえずは何か少しでも楽しいことに取り組めるようにしましょう。

これをやるだけでもだいぶ違います。

ポイント

6月はレクリエーションを多めにしよう

高校の学級経営についてもっと体系的に学ぶためには

以下の本がオススメです!

チェックしてみてください!

「転職エージェントナビ」で転職を

まとめに入る前に

この記事を読んでくださっている人は、本当に勉強熱心な教員であると思います。

毎日毎日、生徒を第一に考え、生徒のために何ができるのか考えて行動しているのではないでしょうか?

時には、自分家族を犠牲にしながら、働いてはいませんか?

生徒のために、自分の人生を捧げる覚悟を持って働いているのであれば何も言いません。

しかし、そうでないのであれば、これだけ世間から厳しい目を向けられながら、今の働き方を続けていくことはできるのでしょうか?

給料は今よりも下がってしまうかもしれません。

しかし、下がった分は副業などで取り戻せます!

余った時間を自分や家族のために使ってはみませんか?

学校の生徒も大切かもしれませんが、あなた自身家族はそれ以上に大切な存在のはずです。

もし、今の生活に苦しんでいるのであれば、転職をすることも1つの手です。

転職エージェントナビなら、初めての転職で何からやっていいのか分からない方に対しても、履歴書、職務経歴書の書き方から教えてくれるエージェント紹介します。

また、キャリアアップ、スキルアップ、キャリアチェンジ等の悩みも転職エージェントナビのカウンセラーが相談にのり、アドバイスもします。

転職はやはり人生における大きな決断の1つだと思います。

まずは、転職のプロに相談するところから始めてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は「6月の学級経営」について紹介しました。

担任として最初の厳しい1ヶ月になると思います。

「黄金の3日間」を頑張ってもココで崩れてしまっては台無しです。

この時期は締め付けるだけでなく、レクリエーションなどを行って適度にガス抜きをしましょう。

しまし、注意してほしいことがあります。

このレクリエーションはやり過ぎると逆に生徒指導案件が増える危険性があります。

レクリエーションに慣れてしまうと良くないのでほどほどにしましょうね。

また、3年生であれば受験や進路を理由に頑張らせることができます。

特に6月からはAO入試のエントリーが始まるので、それらを盾に学級経営を行ってみてください。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

よかったら次の記事も読んでみてください。高3の担任にとっては重要なことです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました