失敗しない学級経営 GW前後における指導のポイント 高校

学級経営
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はじめに

海仁
海仁

GW前って気持ちが高ぶるよね!

今回はGWに関係する学級経営について紹介します。

新年度からちょうど1ヶ月が経過し、生徒の緊張感も解けてきたところでの連休。

GW明けから急に学校に来られなくなったりする生徒や気持ちが緩んでしまう生徒も多くなります。

また、連休で気持ちが浮かれてしまい事件や事故に巻き込まれるケースも少なくありません。

海仁
海仁

分かってはいるけど、どうやって指導すればいいか分からない!

そこで今回はGW前後で効果的な指導について紹介します。

ポイントは今までの指導をより細やかに行なうことです。

連休明けにあたふたすることがないようにしっかりと指導を行ってから生徒を連休に送り出しましょう!

また、連休明けも締めるところは締めて先手の指導を行うようにしましょう!

ブログの管理人
元高校教員
教員採用試験3県現役合格の海仁

GW前にする3つの指導

GW前にする3つの指導
1.普段の指導を少し厳しく
2.欠席した生徒への声かけ
3.GWの過ごし方の指導

普段の指導を少し厳しく

GWは新年度に入っての初めての連休です。

海仁
海仁

生徒はワクワクしてますね!

GWに入る前の1週間は少し厳しめに指導しましょう。

遅刻・服装・授業態度等々の指導は4月、5月はしつこいくらいに行いことが定石でしたね。

指導の姿勢は崩さずに、いつもよりも厳しいなと生徒に感じてもらうようにしましょう。

もちろん問題行動の予兆がなければ無理して圧をかける必要はありません。

連休に入る前だからこそ、生徒の気持ちをピリッとさせましょう。

ポイント

GW前はいつもの指導をより厳しく行う

欠席した生徒への声かけ

4月の下旬に入ると、徐々に欠席する生徒が出てきます。

日に2,3人は欠席しているかもしれません。

これは生徒の緊張感が抜け、疲れが出てくる時期だからでしょう。

身体の免疫も落ちて、体調を崩しがちになります。

欠席した生徒への声かけを怠らないようにしましょう。

海仁
海仁

これってやる必要あるかな?

面倒ですが、これをやるかやらないかが重要です。

生徒が教員を信頼するかしないかの1つの指標です。

朝のSHRや読書の時に一言二言で大丈夫です。

「昨日はどうした?もう体調は大丈夫か?」

これだけでも全然違います。

生徒は先生は自分を気にかけてくれていると思ってくれます。

こういった日々の積み重ねがあれば、何かあったときに早めに相談してくれるようになります。

これは結構ありがたいことです。

海仁
海仁

生徒との信頼関係は重要だね!

GW前であれば上記のことに加えて

「GW中に生活リズムを崩さないようにね」

などGW中の過ごし方についても一言入れておくといいでしょう。

ポイント

生徒への声掛けを綿密に

GWの過ごし方の指導

これはGWに入る前日に行ってください。

私は次の3つをSHRで生徒に向けて話します。

  1. 生活リズムを崩さない
  2. 連休だからといって羽目を外しすぎない
  3. 連休後の学校は必ず全員登校すること

「連休だからといって羽目を外しすぎない」については、実例を元に話をしてもいいかもしれません。

実例があればいいですが、無い場合でもネットから引っ張ってきたものでも大丈夫です。

「連休後の学校は必ず全員登校すること」については、約束させるといいです。

これはみんなと私とでの約束ね。本当に体調が悪い場合は仕方ないけれども、生活リズムが狂って登校できなかった、ダルくて登校できなかったのような理由は許さないからね。

私は上記のようなことを圧をかけて言いました。

また、連休が明ける前日にはGoogle Classroomでも同様の内容を送るようにしていました。

もし3学年の担任であれば、進路を盾に話をしてもいいですね。

GW明けにする3つの指導

GW明けにする3つの指導
1.4月当初の指導をもう一度
2.普段の指導を少し厳しく
3.生徒観察を入念に

4月当初の指導をもう一度

海仁
海仁

GW明けも大切!

以前の記事で「黄金の3日間」についてお話ししたことを覚えているでしょうか?

ほとんどの生徒は担任が熱い思いを込めて話した内容をほぼ忘れています。

連休ボケもあってか、GW明けの最初は少し崩れることを覚悟しておくべきかもしれません。

それを思うと、連休明けに生徒全員が遅刻無しで揃うことは、あなたの担任としての連休前指導は100点満点と言って良いのかもしれません。

話が少し逸れましたが、連休明けのこの時期にもう一度生徒の気持ちをピリッとさせましょう。

やることは4月当初と同じです。

同じ話をSHRの時間を使って生徒に話しましょう。

学年集会で学年全体に話してもいいかもしれません。

普段の指導を少し厳しく

海仁
海仁

連休前と同じだね!

GW明けの1週間も少し厳しめに指導するようにしましょう。

GW明けは我々もそうですが、頭が中々切り替わっていません。

ここで指導を緩めてしまうと崩れやすくなります。

大変かもしれませんが教員は早々に頭を切り替えて、生徒を指導できるように準備しておきましょう。

GWが明けてから2週目に入ると、生徒も学校に慣れて落ち着いてきます。

1週間の辛抱だと思って頑張りましょう。

生徒観察を入念に

いくら教員が真面目に指導を行い、熱い思いを伝えたとしても、精神的に不安定になってしまう生徒はいます。これは仕方の無いことです。

難しいですが、そういった生徒には根性論でぶつかると必ず失敗します。

悩みを聞くだけでも違うので、ちょっとおかしいなと思う生徒には一言二言でいいので積極的に話しかけましょう。

先生は私を見てくれている。

そう感じさせてあげるだけで、生徒の精神的な不安はいくらかは解消されます。

ポイント

GW明けはGW前と同様の指導を徹底する

「転職エージェントナビ」で転職を

まとめに入る前に

この記事を読んでくださっている人は、本当に勉強熱心な教員であると思います。

毎日毎日、生徒を第一に考え、生徒のために何ができるのか考えて行動しているのではないでしょうか?

時には、自分家族を犠牲にしながら、働いてはいませんか?

生徒のために、自分の人生を捧げる覚悟を持って働いているのであれば何も言いません。

しかし、そうでないのであれば、これだけ世間から厳しい目を向けられながら、今の働き方を続けていくことはできるのでしょうか?

給料は今よりも下がってしまうかもしれません。

しかし、下がった分は副業などで取り戻せます!

余った時間を自分や家族のために使ってはみませんか?

学校の生徒も大切かもしれませんが、あなた自身家族はそれ以上に大切な存在のはずです。

もし、今の生活に苦しんでいるのであれば、転職をすることも1つの手です。

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また、キャリアアップ、スキルアップ、キャリアチェンジ等の悩みも転職エージェントナビのカウンセラーが相談にのり、アドバイスもします。

転職はやはり人生における大きな決断の1つだと思います。

まずは、転職のプロに相談するところから始めてみてはいかがでしょうか?

最後に

今回は「GW前後における指導」について紹介しました。

4月の当初にうまく指導できなかった場合でも、気持ちを新たに指導できる数少ない機会です。

教員であるあなたの気持ちもリセットして臨みましょう。

また、4月の指導がうまくできたからといって油断していると連休明けはすぐに崩れてしまいます。

誰であってもこのGW前後の指導は気を抜いてはいけないのです。

大変かもしれませんが、ココを頑張りきることができれば、今後の学級経営が楽になります。

頑張ってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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