はじめに
前回の記事で波の基本的な部分は理解できたでしょうか?
今回からいよいよ数式を使っていきます。
波分野における本当に基本的な公式ですのでしっかりと使いこなせるようにしましょう!
波を表す公式
最初に公式を示します。
$$ v = fλ $$
☑ \( f \)→振動数(波が1秒間に振動する回数)
☑ \( v \)→波の速度
☑ \( λ \)→波長(波1個分の長さ)
これが波1個分です。
これは必ず覚えましょう!新しく出てきた式のように思えますが、皆さんがよく知っている式ですよ!
「み・は・じ」です!
「道のり=速さ×時間」ですね!\( f \)が見慣れませんが次のような関係があります。
$$ f = \frac{1}{T} $$
人間ウェーブをイメージしてください。ウエーブは遠くから見ると波のように見えますが、一人一人の人間が上下運動しているに過ぎません。
例えば一人の人間が、
立ち上がっている状態→しゃがむ→立ち上がる
という動きを行ったとします。立ち上がっている状態から再び立ち上がるまでの時間が周期\( T \)です。そして、1秒間の間に何回上記の動きができるのかというのが振動数\( f \)が表すものです。
つまり、1秒間に5回「立ち上がっている状態→しゃがむ→立ち上がる」という動きを行えば、振動数5ということです。
まとめ
今回は波を表す基本的な公式を勉強しました。
$$ v = fλ $$
☑ \( f \)→振動数(波が1秒間に振動する回数)
☑ \( v \)→波の速度
☑ \( λ \)→波長(波1個分の長さ)
この式は絶対に覚えるようにしてください!
また、周期や振動数の意味もしっかりとイメージできるようにしておきましょう。
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